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女子栄養大学 教員紹介 |
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イモト リエ
Rie Imoto 井元 りえ 所属 栄養学部 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/09 |
| 形態種別 | 総説・解説(学術雑誌) |
| 標題 | 家政学における国連持続可能な開発目標(SDGs)に関する国際的な研究の動向 |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 日本家政学会誌 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 一般社団法人 日本家政学会 |
| 巻・号・頁 | 76(9),34-39頁 |
| 著者・共著者 | 井元りえ |
| 概要 | 国連持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals = SDGs)の取り組み期間は、2016年1月1日から2030年12月31日までの15年間であり、2025年6月30日現在で、9年半が経過し、残りは5年半となった。
本稿では、家政学におけるSDGsに関する国際的な研究の動向について概要を述べた。 特に、国際家政学会が発行しているIFHE Journalの中のSDGs関連の論文についてまとめた。2015年のSDGs発表文書、その後毎年発行されてきたSDGsランキング、IFHEのSDGsポジションステートメントなどを、研究の背景や研究方法の指針としたものが多く見られた。 また、SDGsは、MDGsとは異なり、開発途上国だけではなく、先進国も含めて世界全体として取り組んでいる目標であることから、先進国と開発途上国の家政教育の類似点と相違点や、先進市場と新興市場の差異や、先進国の消費者と途上国の生産者の持続可能な関係性の構築などに焦点を当てた研究が見られた。IFHEの加盟国が世界全体にわたっていることから、このような共同研究が生まれていることはメリットであると言える。 |