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女子栄養大学 教員紹介 |
オサダ サナエ
Sanae Osada 長田 早苗 所属 食物栄養学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Highly Cross-linked Starch and Modified Cellulose as Dietary Fibers, and
their Acclimation Effect on Hydrogen Excretion in Rats |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Current Nutrition & Food Science |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 15,1-9頁 |
著者・共著者 | Sadako Nakamura, Misa Yamate, Kenichi Tanabe, Sanae Osada and Tsuneyuki Oku |
概要 | 生活習慣病改善のために、新しい食物繊維として開発された物質である高架橋でん粉および修飾セルロースを、ラットに与えた時の水素ガス排出の訓化について検証した。
脂肪組織を含むいくつかの臓器重量は異なったが、組成は変化がなかった。血液検査値は正常範囲内であり各群間に違いは認められなかった。盲腸組織および内容物量は15%高架橋でん粉含有群と10%修飾セルロース含有群、10%フラクトオリゴ糖含有群はコントロールと比較して有意に多かった。糞重量は10%および15%高架橋でん粉含有群と10%修飾セルロース含有群はコントロールと比較して有意に多かった。24時間の水素排出量は、高架橋でん粉を毎日口から投与した群と投与しない群では殆ど変化は認められないが、10%修飾セルロースを毎日1週間摂取した群では、排泄量が有意に多かった。 以上より、高架橋でん粉および修飾セルロースは低エネルギーであり、なおかつ盲腸を膨化させることができる物質として適していることが分かった。 データの取得・分析、論文の校閲に寄与。 |