ヒラタ ヒロミ   Hiromi Hirata
  平田 裕美
   所属   栄養学部
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/06
形態種別 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
標題 父親・母親の養育行動,養育における配偶者との信頼関係が子どもの人格形成に及ぼす影響
執筆形態 単著
掲載誌名 女子栄養大学栄養科学研究所年報
掲載区分国内
出版社・発行元 女子栄養大学栄養科学研究所
巻・号・頁 (21),123-124頁
担当区分 筆頭著者,最終著者,責任著者
著者・共著者 平田裕美
原著者 平田裕美
概要 Baumrind(1971)の権威的養育スタイル,権威主義(独裁)的養育スタイル,許容的養育スタイルを基準に作成されたBuri(1991)の尺度の日本語版作成の許可を得て,平田(2003)が作成した養育尺度を用いて,尺度の信頼性,妥当性の確認を行った。海外在住の保護者107名に実施した。結果,満足のいく信頼性と基準関連妥当性,内容的妥当性が確認された。これらの尺度を用いて,父親・母親の養育行動,養育における配偶者との信頼関係が子どもの人格形成に及ぼす影響について,247名の大学生を対象に検討した。パス解析の結果,父親,母親の双方の配偶者への信頼感は,大学生から捉えた父親,母親の養育行動を促進させ,大学生のイライラ感などの不安を抑制し,何らかの問題が生じても,前向きに取り組むことができる,何とかなるさと思う,などの肯定的に考えを切り替えることができる状態に促していた。この結果に性差は認められなかった。青年期のレジリエンスに関する課題が得られた。