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女子栄養大学 教員紹介 |
サカモト カオリ
Kaori Sakamoto 坂本 香織 所属 栄養学部 職種 専任講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 血液透析患者の2年間の食事摂取状況の変化と7年後の予後との関連 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本透析医学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 45(6),507-508頁 |
著者・共著者 | 坂本香織、菅野義彦、渡邉早苗、鈴木洋通 |
概要 | 【平成23年度コメディカル研究助成報告】
血液透析患者が高いQOLを保ちながら長期予後を得られるための食事療法の検討を目的に食事摂取状況、臨床検査値、生命予後データを2004年から2006年の2年間の食事摂取状況と7年後の予後との関連を検討。解析対象は血液透析(週3回)患者132名。生存群103名、死亡群29名に分け、透析導入年齢、透析歴、ドライウエイト、臨床検査値、GNRI、栄養素摂取状況を検討した。死亡群のエネルギー摂取量は2年間で変化なし。たんぱく質摂取量は有意に増加。GNRI91未満の栄養障害リスク有はリスク無と比較して生存率低下、透析導入10年以上で差がみられた。GNRIによる予後予測は可能であり、生存群では2年間の変化がなく、死亡群で有意に低下していた。GNRI変化を観察することで低栄養の早期発見、予後良好に保つ可能性が示唆された。 |