ヒラグチ ヨシノリ   Hiraguchi Yoshinori
  平口 嘉典
   所属   栄養学部
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/02
形態種別 単行本(学術書)
標題 第Ⅲ部第2章 酪農・肉用牛産地の動向
執筆形態 分担執筆
掲載誌名 『日本農業経営年報No.10 産地再編が示唆するもの(編集代表 八木宏典、編集担当 佐藤了・納口るり子)』
掲載区分国内
出版社・発行元 農林統計協会
巻・号・頁 213-228頁
総ページ数 315
担当範囲 第Ⅲ部第2章
著者・共著者 平口嘉典
概要 1990年前後から現在に至るまでの約20年間を対象に、主として統計資料から、わが国の酪農・肉用牛産地の動向を分析した。酪農では、全国的に戸数、頭数ともに減少傾向にある中で、北海道では比較的低位の乳価に対して、規模拡大による対応が迫られてきたのに対し、都府県では規模拡大の制約を受けながら、高位の乳価で生き残りが図られていた。肉用牛では、繁殖牛経営を中心に戸数が減少する中で、規模拡大を進展させながら飼養頭数の絶対数は維持されており、これまでの肉用牛産地であった九州、東北、関東・東山に、伸張著しい北海道が加わり、肉用種一貫経営をも視野に入れた産地再編が進行しつつあった。さらに近年の飼料・燃料価格高騰が肉用牛経営に与える影響は甚大であり、今後、再編が加速する可能性が示唆された。