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女子栄養大学 教員紹介 |
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ナカニシ アケミ
Akemi Nakanishi 中西 明美 所属 栄養学部 職種 准教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2023/04 |
| 形態種別 | 研究論文 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 中学生における食に関するメディアリテラシーと習慣的な食物摂取との関連 |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | 日本食育学会誌 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 一般社団法人 日本食育学会 |
| 巻・号・頁 | 17(2),71-80頁 |
| 担当範囲 | 調査実施、データ分析、本文執筆 |
| 担当区分 | 筆頭著者 |
| 著者・共著者 | 中西 明美, 武見 ゆかり |
| 概要 | 中学生における食に関するメディアリテラシーと習慣的な食物摂取との関連を明らかにすることを目的とした。公立中学校5校の生徒に、食に関するメディアリテラシー質問紙及び中学生・高校生用簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ15y)を用いて調査し、1,456名から有効回答を得た。食に関するメディアリテラシー尺度の批判的思考2因子「食品広告・販売促進からの影響」、「食に関するメディアからの情報への批判的認識」、自律的判断2因子「栄養バランスの判断」、「食品表示活用」の各得点で、3分位に群分けし、共分散分析による傾向性の検定を行った。従属変数は食品群別摂取量、独立変数は各因子得点、共変量は学年、居住地域、家族からのテレビで見る番組や時間の制限、テレビ視聴時間とした。結果、自律的判断のリテラシーが高い生徒は、野菜類、魚介類、乳類など摂取が推奨される食品群の習慣的摂取量が多かった。一方、摂り過ぎが問題とされる清涼飲料水や菓子類との関連は男女で異なり、男子では批判的思考が高い生徒でこれらの摂取量が少なく、女子では自律的判断の高い者で摂取量が少なかった。 |