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女子栄養大学 教員紹介 |
ナカニシ アケミ
Akemi Nakanishi 中西 明美 所属 栄養学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/05 |
形態種別 | 研究論文(研究会,シンポジウム資料等) |
査読 | 査読あり |
標題 | 口腔保健と栄養—エビデンス・政策・実践— |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本健康教育学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本健康教育学会 |
巻・号・頁 | 28(2),116-117頁 |
担当範囲 | 本文確認 |
著者・共著者 | 深井 穫博, 中西 明美 |
概要 | 口腔保健とNCDsとの関連では,歯周病と糖尿病との関係をはじめ,歯科疾患とそれに起因する歯の喪失がNCDsの発症や重症化に関連する.加えて,歯の喪失および口腔機能の低下はフレイルのリスク因子となる.具体的には,歯の喪失・口腔機能低下が,(1)野菜,果物,魚介類の摂取量の減少をもたらし,こうした食品群の摂取量の減少がたんぱく質,ビタミン,ミネラル,食物繊維の摂取量減少に反映する,(2)食事の多様性を損なう,(3)肥満あるいはやせと関連し,特に高齢者においては総摂取エネルギー量の減少と低栄養のリスクとなる,などである2,3).口腔機能を維持し,よく噛むことは,DBMのいずれにおいても効果的である.そして口腔保健と栄養・食生活との関係は,口腔保健から栄養摂取に関わるパスだけでなく,栄養・食生活が口腔疾患の発症にも関連するという双方向の関係にある. |