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女子栄養大学 教員紹介 |
シバタ ケイコ
SHIBATA KEIKO 柴田 圭子 所属 栄養学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 電子レンジを利用したスポンジケーキの品質特性および嗜好性に及ぼす材料配合の影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本調理科学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本調理科学会 |
巻・号・頁 | 54(5),224-233頁 |
担当範囲 | 共同研究につき、抽出不可 |
担当区分 | 最終著者 |
著者・共著者 | 松浦 朋子、 柴田 圭子 |
概要 | 電子レンジ加熱に適したスポンジケーキの材料配合比について、混合計画を用いて検討した。本実験では、薄力小麦粉と砂糖を各々30%に固定した条件下で、3材料(卵:水:油)の配合比がケーキの性状および嗜好性に及ぼす影響を明らかにし、最適配合を導き出した。卵の増加はケーキの比容積を増大させるが、不均一な組織構造の形成を助長した。水の増加はケーキ底面の空洞形成を助長する傾向が認められた。油の増加は、バッターの温度上昇を緩和する傾向が確認された。嗜好型官能評価では卵の減少と水・油の増加に伴い、やわらかさ・くちどけ・しっとりさ・油っぽさ・総合評価の向上が認められた。官能評価得点に基づく最適化分析より、電子レンジ加熱に適した配合比は、卵20%、水12.5%、油7.5%と結論できた。 |