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女子栄養大学 教員紹介 |
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サイトウ マサタカ
Masataka Saito 西塔 正孝 所属 栄養学部 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2020/10 |
| 形態種別 | 単行本(学術書) |
| 標題 | 魚類のコラーゲン~魚はヒトと違うコラーゲン遺伝子をもっている~ |
| 執筆形態 | 分担執筆 |
| 掲載誌名 | 水圏生物タンパク質科学の新展開(尾島孝男・落合芳博編、日本水産学会監修) |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 恒星社厚生閣 |
| 巻・号・頁 | 1,48-71頁 |
| 総ページ数 | 319 |
| 担当区分 | 筆頭著者 |
| 著者・共著者 | 西塔正孝 |
| 概要 | 動物性コラーゲンは、食品、化粧品、生物医学の分野で広く利用されている。魚の皮や骨などの非可食部分のほとんどが廃棄されているため、環境への負荷を減らすために利用することが求められている。これまで共同研究者らとともに、多種多様な魚類コラーゲンを調製し、電気泳動、サブユニット組成、アミノ酸組成、変性温度、遺伝子クローニングによる推定一次構造の分析などを実施して、魚類コラーゲンの特性を長年にわたって調べてきた。その成果は、魚類 I 型コラーゲンは、サブユニット構造に特有なα鎖(α3)を含み、構造に由来する物理化学的な性質が哺乳動物とはかなり異なるなど詳細な特徴を明らかにしてきた。本総説は日本水産学会において、タンパク質化学分野の研究者の一人として、高校生にも分かりやすいものにまとめて公表したものである。 |