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女子栄養大学 教員紹介 |
エトウ クミ
Kumi Eto 衞藤 久美 所属 栄養学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021 |
形態種別 | 総説・解説(学術雑誌) |
標題 | 学童期・思春期の家族との共食や食育が健康・食生活に及ぼす影響 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本女性栄養・代謝学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 27(2),40-45頁 |
著者・共著者 | 衞藤久美 |
概要 | 学童期・思春期の頃に重要とされる食行動として、家族と一緒に食事を食べる「共食」がある。1人で食事をする「孤食」の機会がある子どもの割合は、夕食よりも朝食の方が高く、学年が進むにつれて増加する。学童期・思春期に共食する機会が多いことは、その頃の健康・食生活に関連することに加え、将来の健康・食生活にも影響することが国内外の研究で報告されている。さらに食事中に子どもからの話しやすさ、食事の楽しさや心地よさ等の共食の質も重要である。埼玉県坂戸市と女子栄養大学は平成18年より「坂戸食育プログラム」として、市内の全小学4年生又は5年生から中学2年生を対象に計13時間に渡り、共通の教材を使用して実施している。20歳時の追跡調査の結果、「坂戸食育プログラム」を学習した女性は、しなかった者と比較して、20歳時の主観的健康感が高く、栄養のことを考えて食事をすることは大切であるといった食態度が積極的であった。 |